内容が濃すぎるコンテンツは広告のクリック率がよくないのではないか、と考えたことがあります。逆に薄いコンテンツの方が訪問者の情報に対する飢餓感をあおり、広告のクリック率がよいのではないか、ということです。
例えば、ブログには内容が薄っぺらいものがたくさんあります。しかし、この内容の薄さがアドセンス広告のCTRを効果的に上げるのに貢献していると思うのです。
普通、人はより内容の濃い情報の方を好みます。ITmediaやCNET
JAPANの見出し一覧とアドセンス広告の見出し一覧が提示されたら、ほとんどの人は前者をクリックするでしょう。では、私が昔からメモ的につけているDragonfly's blogの見出しと アドセンス広告の見出しが同時に提示されたら?実際例をあげて考えてみましょう。
アプリ変換Webサービス
503i/504i用のグラフィックを 505i用/900i用に変換するWebサービス
顧客とのメール管理ツール
顧客とのメール対応を一元管理できる メールディーラーのお試しIDを提供中
MySQLの管理ツール
MySQLデータベースの管理は 従来より簡単になります
WebアプリをExcelで作る?
このblogに表示されるadsense広告を眺めていたら・・・
「PowerGres Plus」Windows版が販売開始
PostgreSQLベースのエンタープライズ向けRDBMSパッケージ「PowerGres Plus」Windows版を販売開始
植草一秀教授が「不当逮捕」主張
不当逮捕を主張しているそうですね・・・
その情報の濃さは、ほとんど等価です。blogの特徴でもある気になるサービスを工夫もなく紹介しているような記事と、よくコピーが練られ、ページの情報にマッチしたアドセンス広告は、その濃さにおいてほぼ等価に見えるのです。となるとブログウォッチャーが、薄っぺらいブログ内の他の記事リンク
をクリックする確率とAdsense広告をクリックする確率は(多少adsenseを避けるバイアスがかかるにしろ)それほど変わらなくなるのではないでしょうか?ある意味において質の低いコンテンツが広告には皮肉?にも有効に働いていると思われるのです。
アドセンス広告でもっと稼ぎたいならPVを増やさねばなりません。PVを増やすにはヒキの強いコンテンツを作らなければいけない。でもアドセンス広告よりも明らかにヒキの強いコンテンツで揃えてしまうとアドセンス広告のCTRは低迷する。そういうパラドクスが起りうるかも知れません。
ちなみに、私の他ブログの中で一番クリック率が高いコンテンツは
MySQLのGUI管理ツール
です。(自分のサイト上のどの場所で広告がクリックされたかは、ある方法により追跡しています。)
オレのアイ � GoogleAdsenseの最適化に思うこと
でも、同じような内容に触れられています。
僕もいくつかのサイトでGoogleAdsenseのテストを行ったことがあるのですが、一番収益が上がるのは残念なことに内容の薄いサイトでした。
なぜ内容の薄いサイトでクリック率があがるのか?
ということを検証した結果の僕の結論は、
「検索サイト経由で来たユーザーが求めていた情報がないことに気づき関連キーワードが表示されている広告をクリックする」
こういった理由からも、コンテンツ製作者が広告から対価を得る、という形は少し歪な気がしています。